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著書 『ラス・カサスへの道 -500年後の<新世界>を歩く-』

上野清士店長の最新著書
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書評など。
▼池澤夏樹(作家) 『ラス・カサスは証人である。彼を聖人にしてはいけない。人間として見て、その生涯を追って、今のラテンアメリカを広く歩く。この本の中では歴史と地理が互いを抱いて踊っている』(帯の推薦文)

▼大田昌国 (評論家)『著者は、日本でのラス・カサス研究のあり方に、ひとつの問題提起をしたかったようだ。従来の研究は、「徹底した文献検証の精緻で誠実な作業の結晶」であり「まさに労作」なのだが、「まれにみる健脚であったラス・カサスのフットワークのよさはそこには感じられない」。そこで、著者が採った方法は、ラス・カサスのゆかりの地を徹底して訪ね歩き、五世紀ちかく以前の人間の事跡をたどること、そしてそれぞれの地に生きる現代の人びとの中にどんなラス・カサス像が残っているのか、「征服」の痕跡がいかに現代にまで通じているものであるか、を検証するものであった』 (『週刊読書人』書評より)

▼杉山晃 (清泉女子大教授・スペイン・ラテンアメリカ文学)『とはいえ、この本でとりわけ驚かされるのは、そこかしこで発揮される著者の旺盛な批評精神だろう。訪れる先々で過去や現在、さまざまな社会問題や事件が縦横に語られ、独自の批評が加えられる。キューバではチェ・ゲバラとラス・カサスが対比され、パナマではガルシア・マルケスや松尾芭蕉、あるいは海賊ドレークや征服者ピサロが想起される。過剰なまでに繁茂する思考は、ラス・カサスの言説と同様に挑発的である』(『北海道新聞』書評欄より)

▼山崎努(俳優) 『インディオに対するスペイン人の残虐行為を身を挺して糾弾した十六世紀のカトリック司教、ラス・カサスの生涯をたどりつつ、ラテンアメリカの現状を考察した紀行本で、読みごたえのある力作』(『週刊文春』「文春図書館」より)

▼越山芳明(明治大学教授・アメリカ文学) 『とりわけ、後半のグアテマラの章では、カトリック教会とラス・カサスの限界について厳しく批判する。メキシコをはじめ中米に十四年暮らし、思考を巡らしてきた著者の行き着いた地点は、キチェ族をはじめとするグアテマラの先住民やインディオの視点であり、「心」だった。』(時事通信社より全国特約紙への配信、書評より)

▼本橋哲也(東京経済大学教員)『現今の世界における不正と暴力の原点とも言うべき西洋植民地主義をその内奥から告発した「先住民の守護者」にして歴史の証人でもある彼(ラス・カサス)の布教活動と人生行路を、自分の足でたどりなおしてみること。そんな、過去の伝記でもあり、現在のルポルタージュでもあり、そして未来のための文明批評でもある本を書くのに、おしらく本書の著者はもっともふさわしい人だろう』(『週刊金曜日』読書欄より)

▼小柳伸顕(牧師)『研究者のラス・カサス研究は、ラス・カサスやラテン・アメリカを一般人には遠い存在にしますが、上野さんの本書はその逆です。一般の人にとってのラス・カサスについてのフィールド・ノートであり、ラス・カサス入門書と言えます。本書を通して、ラス・カサスやラテン・アメリカと出会えることは有意義なことです。是非、ご一読を。』(日本キリスト教団の牧師さんたちの機関紙『fad』より)
<2008.7.28>
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著書 『南のポリティカ -誇りと抵抗』

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▼「評論家とも違う生活者としての視点で語られているが、エッセイと言うにはあまりにも切実な内容である。(略)著者の胸底には沈殿している思いは、静かな悲鳴となって響いてくるのだ。」石田昌隆(ミュージックマガジン2006年1月号)

▼「読み進むうちに、これを視野に入れないままに世界を論じるのは欺瞞だという思いが。(略) 今の日本のジャーナリズムには南の視点が不足している。それに気づくためにも、この本は広く読まれるべきだ。」池澤夏樹(週刊文春2006.2.17号)

▼「本書を読み終えてまず覚えるのは途方もない距離を移動したとき独特のずっしりと重い徒労感であり、同時にそんな時にだけ生まれるまるで目が変わったかのような感覚だ。(略) 何を学んだと自身を持っていえるわけでもないのに自分と世界の関係が不可逆的に変わってしまったと感じる。」管啓次郎(すばる2006年2月号)

▼「南のポリティカはアメリカという北の巨人に踏みにじられながらも人間性を謳歌するおおらかな社会、ラテンアメリカから見える政治風景を展開した。」伊藤千尋(週刊金曜日2006.1.21号)

映画評 『クロッシング』 キム・テギュン監督

 一衣帯水の指呼の間の国の苛酷な現実。非人道的なイビツな体制を知りながら、国際社会は有効な手段をうてないでいる。この映画の歴史的な位置はそうした国際社会のジレンマに対する痛烈な批判であると思う。

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書評  『コリン・マッケンジー物語』デレク・A・スミシー 著 柳原毅一郎訳

この本はリチャード・ピアーズ物語ではない。映画史を書き換えるほどの偉大な仕事を成し遂げた男コリン・マッケンジーの波瀾に富んだ生涯を綴った本である。100ページにも満たない小さな本でありながら、書かれた内容はあまりにも巨(おお)きく、かつ濃密、分厚な一巻を読み終えたような充実感に満たされた。σ(^┰゜)

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書評   『美の魔力 ~レー二・リーフェンシュタールの真実』  瀬川裕司 著

巷間、流布している説を援用すればレーニ・リーフェンシュタールという類い稀な才能、それは知力だけでなく美貌、身体能力まで含むものだが、〈史上最高のヒトラー崇拝映画の制作者〉に収斂してしまうのだろう。この世に、ユダヤ人社会が存在し、彼らの財力がホワイトハウスの外交政策を左右させるほどのロビー活動を賄える資力をもつかぎり、レーニは〈悪女〉でありつづける運命にあるのだろう。

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美術(フランス現代史)書評  『パリは女 セーヌ左岸の肖像』アンドレ・ワイス・著

本書の著者アンドレ・ワイスもまたパリ・セーヌ川の左岸界隈に1920年~30年代に生き、活動した女たちの存在を知り、それをエッセイ的年代記に仕上げた。

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