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サンディニスタ後援コンサートで、メキシコの“エル・ブーキ”が主役

サンディニスタ後援コンサートで、メキシコの“エル・ブーキ”が主役

マルコ・アントニオ・ソリス
 ニカラグア、サンディニスタ政権のダニエル・オルテガ大統領は“エル・ブーキ”ことマルコ・アントニオ・ソリスの大ファンらしい。
 地元メキシコに限らず中米カリブ圏から南米諸国でも積極的なコンサート活動をつづける元ブーキーズのマルコの人気は汎スペイン語圏に及ぶ。歌手活動だけではなくメキシコを代表するラテン歌謡の作詞作曲家としての創作活動、さらに身体障害者支援のボランタリアンの顔もある。メキシコでは敬愛されているアーティストだ。
 そのマルコが12月31日夜、首都マナグアの革命広場で2008年最後のコンサートを行なった。主催はサンディニスタ政権となるが、オルテガ大統領の肝いりで実現したらしい。コンサートは入場無料。万余の観衆とともにオルテガ大統領自ら11月に行なわれた統一自治体選挙でのサンディスタの圧勝を祝うカタチになった。
 コンサートにはコロンビアの民俗音楽バジェナードを軽快にポッス化して人気者になったカルロス・ビベスも招待されたが主役はあくまでマルコだった。
 マルコはかつてサンディニスタ、エル・サルバドルやグァテマラの中米諸国の反政府武装組織(現在はみな合法政党化)の精神的応援歌となっていた「カサス・デ・カルトン」(原曲はベネズエラのヌエバ・カンシオン[新しい歌]系のフォークロック・グループのオリジナル)も中米紛争時代に吹き込んでメキシコでもヒットさせていた。そんな共感もオルテガ大統領にあっただろうし、マルコもサンディニスタの姿勢に共感するものがあったはずだ。オルテガ大統領からの私的な要請に気軽にこたえてコンサートが実現した事実からも窺えるだろう。
 コンサートの模様はニカラグア全国に放映された。
 かつてサンディニスタの1980年代の第一期政権時代、ニカラグアの「ヌエバ・カンシオン」系の大御所カルロス・メヒア・ゴドイが政権の閣僚として加わっていた時代、キューバやチリ、アルゼンチンからも歌手が招聘されて、新しい歌運動の祭典が行なわれ、革命の息吹を感じさせたものだ。ゴドイたちが一線から退き、時代がかわりマルコやカルロス・ビベスの歌がサンディニスタ支持派に愛聴されるようになっていることを知る。
 むろん、コンサートでは、日本でもガエル・ガルシアが主演してヒットした映画『天国の口、終りの楽園』で主題歌として使われるなどしてスペイン語圏での大ヒット曲となった「シ・ノ・テ・ウビエラス・イド」や、ロマン歌謡の新しい古典ともなりつつある「ビビール・シン・チ」、毎年クリスマス時期にはかならず歌われる「ナビダ・シン・チ」など定番のヒット曲からロス・ブーキーズ時代のヒット曲も披露され、おおに会場は盛り上がり、2009年を迎えるためのカウントダウンを行なった。 (2008年12月))

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