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ペペ・アギラール、マリアッチ、一方の雄

ペペ・アギラール、一方の雄
 *前回、アントニオ・アギラールを紹介したので、その子ぺぺについても書き継いでおこう。
pepe.jpg

 やはり恰幅のいい男が似合う。それがメキシコ大衆音楽のランド マーク、マリアッチ(ユネスコの文化遺産に指定されれている)、その歌唱と してのカンシオン・ランチェーラ の担い手は美形ではなくヘフェ (統領)といった風格が欲しい。
  メキシコ牧童の盛装チャロが似合 う風貌が求められる。ぺぺはそれ を完璧に身につけている。
 
 現在、カンシオン・ランチェー ラの男性歌手における左右の両翼がアレハンドロ・フェルナンデスとペペ・アギラールだ。
 5月31日、メキシコ市でもっ ともキャパシティの大きなアウデトリオ・ナショナル劇場での公演を控えるぺぺが最近、米国ロスアンジェルスで地元マスコミの取材を受け、自らの芸能生活を振り返る興味深い発言をしていた。
 ランチェーラ界で一世を風靡し た父アントニオ・アギラールと、メキシコ映画の華であった母フロ ール・シルベストレとの間に生まれたサラブレットのペペ。しかし、両親の名の大きさ重石となったか、 “怒れる若者”は両親に反発してパンクロックバンドを結成、都市部の若者からそれなりの支持を受ける活躍をした。
 しかし、所詮、彼にとってのパンク は寄り道であった。ある意味、虚勢。体内に受け継いだ遺伝子に呼び戻されるように破れジーンズを脱ぎ、よれよれTシャツを捨てると、チャロに着替え朗々とランチェーラを歌いだし、たちまち才能を開花させた。
 「ロックを捨てのはあくまで私 自身が決めたことだ。周囲から強いられたことではない」
 アレハンドロも偉大なビセンテ・フェルナンデスの子だが横道に、カンシオン・ランチェーラの王道から逸れずに人気者になった。
 「これまでの25枚のアルバムにはロック 時代のものもあり、私の芸歴そのものを物語っている。むろん、私 ひとりが選択した音楽とはいえないが、その成功でお金が入り、どうじ周囲の雑音もおおくなった。私ももう46歳。これから作曲にも力を注ぎたいと思っている」
 すでにグラミー賞も、ラテ ン・グラミー賞を複数獲得している実力派だが、日本では知る人は少数。アレハンドロがグロリア・エステファンをゲストに迎えてマイアミで制作したアルバムがソニーから発売されているが、ペペの本格的な紹介はまだないのが残念だ。

 時代はすでにペペ、アレハンド ロを継ぐ才能を育てなければいけない時期に入っているが、まだ二人を脅かすような突出した才能は出ていない。 

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