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 人類の営みを「産業の風景」として撮る写真家

 人類の営みを「産業の風景」として撮る写真家
エドワード・バーティンスキーさん

 人は快適に過ごすために、都合の悪いモノには目をふさぐ。快適な生活を保証するの〈消費〉だ。人が快適さを求めれば、もとめるほど〈消費〉は増大する。〈消費〉はゴミの発生をともなう。そのゴミはいったいどこへゆくのか、焼却場で処理されない産業廃棄物の行くつく先は……。
 「いま、中国は世界中からゴミとして出されたIT機器を再生資源として活かすために集めている。希少金属などを取り出すためだが、その分別場は有害物質にあふれている」とバーティンスキーさん(53)。その分別場を俯瞰した写真には幾十万、百万という数の壊れた機器が堆(うずたか)い山となっている。日進月歩のIT機器の耐用年数は短い。反故にされて消えるわけではない。モノとなって残るのだ。そして、誰かが処理をしているし、環境を毀損(きそん)しているだ。
 「遅れて産業のグローバリゼーションに参加した中国は現在、もっとも変貌が激しい。しかも13億という巨大な人口を支えられた産業も巨大化した。矛盾もまた大きい、ということです」
 産業を支える電気エネルギーを作るために世界最大の三峡ダムが建設中だ。強制移転した住民は百万を超え、大きな町が湖底に沈む。「船の通航に邪魔にならないようにビル群が破壊される。それは原子爆弾で破壊されたような光景だった」。
 炭鉱跡、採石場跡、精錬所跡……人間によって無惨に変えられた沈黙する自然を求めて取材地は世界中に広がる。彼は写真を通じて「このままで良いのか」と問いかける。
 人間は地球を唯一無二の存在とする。しかし、地球にとって人間は“有害物質”に他ならない、ということが彼の写真を通じて否応なく感得させられる。 
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